2011年8月13日土曜日

珍客到来

今日は、朝早くから、珍しい客がきました。
埼玉に住む姪が、旦那と一緒に立ち寄ったのです。

我が家には、仏壇があって、私の両親、姪にとってはおじいさん、おばあさんの仏壇ですから、お盆にお参りしたいという心がけは、大したものです。
我が家は、私以外、結構信心に厚く、仏壇や神棚を大切にしています。

私も、別に無宗教というわけではなく、それなりの関わりはあるのですが、いまひとつ、真剣に向き合うきになれない。

たとえば、お盆ですが、8月、この時期にお盆行事をしている国は、日本だけです。
日本を除く仏教国は、すべて、旧暦7月15日にお盆行事を行います。

日本は、明治の暦の変更から、公的行事は全て、暦を読み替えてきました。
お盆は、旧暦7月ですから、今でも7月15日前後にお盆行事を行うところもあります。
しかし、太陽暦と太陰暦とでは、季節が1ヶ月以上違うので、季節感が狂います。
そこで、日付の近い、8月15日前後にお盆行事を行うようになりました。

なんと、2度も適当なつじつま合わせで、8月15日前後にお盆行事を行うようになったのです。
結果として、日本にしかない、珍妙な行事が行われています。

こんなことは枚挙に暇がありません。
極めつけは建国記念日です。
2月11日。
なぜ、中途半端な2月11日なのか?

じつは、神武天皇が高天原で、建国したのが皇紀1年1月1日。
それを、太陽暦の近い日に読み替えたのが、建国記念日!

かくもいい加減な記念日ばかり。

そうであるなら、なぜ、お盆だ、お正月だとお祭りしなくてはならないのか、わけがわからない。
かくして、わたしは、お彼岸以外の先祖供養を重視しないのです。
これって、へそ曲がりですか?

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