2011年8月8日月曜日

野球のない日は

晩ご飯を食べながら、野球を見るというのが、我が家の習慣ですが、
毎週、月曜日は、ほぼ、野球のない日です。

そこで、食卓では、いろんな話が飛び交います。

今日は、8月8日ということで、戦争や原爆の話が、いろんなところで出るそうです。
孫のかよう保育園でも、園児に、原爆の話をするそうです。

だれが、どんな思惑で、そんな話を聞かせようとするのでしょうか?

広島の、原爆死没者慰霊碑には、「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」と刻まれています。

 これは、日本が世界に誇る、日本人の心情をあらわしていると思います。

過ちは 繰返しませぬからとは、誰が 、誰に言った言葉か。
日本人が、日本人に向かって発した言葉です。

原爆を落とした、アメリカを責めない。
おろかな戦争を突き進めた、日本の指導者も責めない。
人の罪も、わが罪も、水に流し、なかったことにする。
しかし、過ちを過ちとして受け止め、繰り返さないことを誓う。
これが日本人の心情です。

ここから、どこへ向かうのか。

日本人は、特異な民族です。
2000年近く、ひとつの民族が、ひとつの地域に住み、ひとつの言語と、王朝をを共有してきました。
他民族に支配されたことがなく、支配したこともほとんどありません。
おそらく、他に例のない歴史を持っています。

しかも、世界に秀でた文化を持っています。
奈良の大仏が鋳造された時代、それ以上の金属加工技術を持った国や地域はありません。
今も、自動車や電機など、世界をリードする技術を持っています。

戦争反対や、殺すなと叫ぶのは、たやすい。
しかし、戦争をとどめたり、テロリストを説き伏せることは難しい。

日本で、幼児に原爆反対を唱えるなら、中国や北朝鮮に向かって、 核開発中止を働きかけろ。

どうせ、できない。

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