2014年7月18日金曜日
前半戦総括2 なぜ、ライト福留なのか?
外野手の守備能力は、センター、ライト、レフトの順だろう。
内野手は、ショート、セカンド、サード、ファーストになる。
阪神は、現在、ライトとサードが空きポジションとなる。
レフト・マートン、ファースト・ゴメスは、強打の外人ということで、守備を犠牲にしてもという、理に適っている。
そこで、打撃好調の日本人野手を、ライトと、サードで使うというのは、攻撃重視では当然だ。
ところが、ここまで、打撃絶不調の福留を、使い続けている。
今季、かなり良くなったとはいえ、打率は2割しかない。
ガマンして使うというのは、若手を育成するときだろう。
今季でいえば、今成、新井良太、伊藤隼太が対象となる。
今成は、キャッチャー登録で、ライトと、サードを兼任させている。
新井良太も、サード兼任だ。
3人ともに、大活躍した次の試合で、ベンチスタートがよくある。
その時のライトが、福留だ。
福留は、たしかに、中日時代、良く打たれた。
守備もうまい。
しかし、今の福留は、別人だ。
将来を楽しみに、ガマンして使う選手ではない。
誰もが、金本のように、40歳まで、能力をアップさせられるわけではない。
阪神は、ようやく、ここにきて、生え抜きや、若手で、先発オーダーが組めるようになってきた。
今成や、梅野は、他球団がいらないというのを、タダでもらったような選手だ。
2003年、鳥谷以降、1位指名で、1軍定着しているのは、藤浪しかいない。
だからこそ、若手にチャンスを与え、ガマンして使わねばならない。
上位にいる、広島や巨人は、生え抜きの若手で、チーム作りに成功している。
阪神もそうであってほしいものだ。
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